筆者プロフィール

筆者戸谷有里子

印刷業界のスーパー営業マンとして19年間トップの実績

主な実績

  • 入社2年目で新規受注獲得1億円を達成
  • 営業マンとして19年間常に毎年目標を達成
  • 年間売上最高2億円以上
  • 年間3000件以上受注

小さなこだわり 10

コミュニケーション

こんにちは。
戸谷有里子です。

 

 

今日は小さなこだわりシリーズで、
「カタチにこだわらず」についてお話しします。

 

 

営業訪問をしてお話をさせて頂くようになると、以前お伝えしたように、
「相談力」で皆様の課題や、達成したい事などをお聞きします。
多くの皆様は自分が企画・デザイン・印刷をしている会社の営業であれば、
その中から効果的なものを提案すると思います。
ですが、それが本当に相手の方にとってベストな答えか?と考えると、
もっと効果的な事があるように感じる事がありました。

 

 

例えば、飲食店様のメニューを作成していた時の事です。
卵かけご飯をやたらと大きくレイアウトを希望されます。
特別な卵で、「是非オススメとして売りたい!」
とおっしゃるので、希望通りに大きくレイアウトし、
卵の紹介を入れます。
ですが、「何か他店との差別化がされていない。」
「食べてみたくなるか?」
そう考えた時に浮かんだのが、「シメジ昆布」!
他のお得意先様が販売されているもので、甘み、塩分、旨味が絶妙に美味しく、私の大好物です。
卵かけご飯にお醤油代わりに刻んで入れると最高に美味しいのを思い出しご案内しました。
その後、試食をしてもらい採用!
(当初は私が仕入れて売りました。が、直接取引きして頂きく事にしました。)
昆布売ってる場合じゃないと思われるかもしれないのですが、
お客様が喜んで頂ける事、より効果的な結果を得るためには、
「モノやカタチにこだわらず、お力になる」ということが
私のスタイルであり、私のいた会社のスタンスです。

 

 

時には、お客様に「自分は何屋やねん」「何でもかんでも手を出してたらしょうもない会社になるで」
と言われて考えた事もありました。

 

 

そうかもしれません。
ですが、軸になるモノはしっかり持ちつつ、
本業に支障がない範囲で、お力になれれば良いと思います。
お客様が必要とされるモノはその時の課題でも変わりますし、
時代の流れの中でも変わってきます。
こういう経験の中から新しい事業展開が見えてくる事もあります。

 

 

必要とされる存在として居続ける為にも、先を読む力をつける意味でも
お力になれる事を枠を外して考える事は大切だと考えています。

 

 

自分たちが提供できない時は、コラボレーションやご紹介の方法もありますからね。

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